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丸山染織  綿糸の手紡ぎ法2


わたしの糸紡ぎ法、後半です。     綿糸の手紡ぎ法1 よりつづく


ローラグが出来ても、すぐに紡げるわけではありません。
糸車の調整が必要です。
細い木綿の糸を紡ぐ場合、フライヤーが速く回転しなくてはならないので、
なおさら調整が重要になります。
糸車のフライヤーのグリースを差す場所1
可動部分にはみなグリーススプレーでグリースをを挿しますが、 特に、毎日使う前には必ず、フライヤーの軸の向こう側と、
 
糸車のフライヤーのグリースを差す場所2
フライヤーの軸のこちら側に、グリースを挿します。
ちなみに、ちょうど軸の下にピンボケで写っている青い缶が、わたしの使っているグリーススプレーです。
 
糸車の調整箇所 糸車は木製で、各所が手で回せるねじで止まっているだけなので、使っているうちに緩んできたり、気温や湿度でも動いてしまいます。

動きやすい箇所:
フライヤーの軸を受ける手前の棒の角度、
フライヤー全体を左右に調節するねじ等、
も調整します。

また、ドライブベルトが伸びてきて、糸の吸い込みが悪くなったら、フライヤー全体を少し左に動かすように、左の木のつまみを回して、ドライブベルトの張りが強くなるよう調整します。
ほかにも動かせる場所があります。どう動かすとどうなるのか、いろいろ試行錯誤してみるといいです。

この写真ではボビンは入っていませんが、ボビンを入れて、ちゃんと紐(ドライブベルト)をかけて、でも糸は引き出さないで、ペダルを踏んで回してみて、ブンブンとボビンが回るようになっていれば、糸を紡ぎ始めます。
調整の悪いまま仕事を始めると、回転が遅かったり吸い込みが 弱かったり強すぎたりして、とても紡ぎにくいのです。

時間ばかりかかるし、いらいらするし、ちょっと面倒だと思っても、 仕事前の調整はぜったいに必要です。
糸紡ぎ中の左手
糸の紡ぎ方は、ウールと同じです。
上手に説明できませんが、利き手でない手で道糸が引き込まれないように押さえ、
利き手で道糸にローラグをくっつけてブンブン撚りをかけると、繊維が絡まってくっつきます。
そうしたらローラグを後ろに引っ張っていくと糸が引き出されます。
引き具合やペダルの踏み具合で糸の太さや撚りのかけ方を調節します。
もうこれは、習うより慣れろ、です。 自分の観察力と考察力をフルに使うしかありません。

ボタン これもサイトを探せば、もっと分かりやすい説明や動画が見つかると思います。
苦労してやっと紡げた綿糸です。柔らかくて、とてもいい手触りです。
緑綿ブレンドの手紡ぎ綿糸 繊維の長いアメリカ綿に、繊維の短い緑綿をカードをかける段階でムラになるように(?)ブレンドしました。

綿番手でだいたい16番手くらいになりました。


ボビンに巻けた糸は、最低数日はそのままにしてなじませます。
その後、綛(かせ)に上げ(巻き替えて)、煮て撚り止めをかけます。必要に応じて、干す前に糊付けすることもあります。
使うときには、綛から木枠に巻き替えます。

このように何度も糸を巻き替えることを、糸繰りといいます。ただ糸を巻き替えるだけなのですが、これが侮れない。
絡ませてしまうと作業時間が10倍くらいになってしまうこともあるし、とにかくイライラするし、後々テンションが狂ったりすることもあります。
単調なのに重要な仕事です。実は、ちょっと苦手です。
繊維の短めのアジア綿を紡ぎました。
綿番手でだいたい17番手くらいになりました。



さあ、この糸で何を織りましょうか!?
アジア綿の手紡ぎ綿糸